1. トップページ
  2. 開業事例
  3. 医師
  4. 整形外科は他科に比べ診療単価が安い

開業事例

医師

整形外科は他科に比べ診療単価が安い増患対策にMRIで特徴を

開 業 日:H22年7月
開業年齢:45歳
標榜科目:整形外科
開業形態:クリニックモール

 大学系列病院で、整形外科の手術と救急医療の対応など数多く手がけてきましたが、体力の限界を感じ開業を決めました。以前、病院に出入りしていたリース会社の担当者から、開業するときは相談にのるという話があり、信用していたので担当者に相談。物件も3件くらい紹介があったが、今のクリニックモールの物件が気に入りました。クリニックモールを選択したのは、駅と連結している建物で、内科、小児科、耳鼻科など他科の開業もあり、集患効果が見込まれるというメリットを感じたからです。診療圏調査を1回出してもらったが、実際の患者数の通りにはいっていない。あくまでも参考程度にしておくことです。
 この地域とは全く縁がない落下傘開業ということもあり、クリニックモールを選択したが、クリニックの特徴を出していく必要があると判断し、業者にMRIを導入することは可能か打診、すぐに導入を決めました。ポスティングや新聞折り込み広告チラシには、“MRIの診断ができるクリニック”を打ち出し、その効果は徐々に口コミで広がり、集患につながっていると思います。整形外科は他の診療科に比べ患者一人に対する診療単価が低いので、患者数を診ないと経営維持に支障が出てくる。MRIは導入費用として非常に高額ではありましたが、その効果は徐々に出てきています。
 融資は、リース会社の担当者が、事業計画書、資金計画書を作成し、私が確認し問題なく銀行から承認されました。一般的な市場融資利率の範囲内であれば、特に問題にしなかった。私の場合、医療機械等はすべてリースで対応したので、開業時のその他備品等の費用は100万円程度。信頼できる業者に依頼すればスムーズに開業は出来ます。
 開業でとてもストレスだったのが、職員の問題でした。整形外科なので女性スタッフを多く採用したが、他の職員と良好な関係を築けず、トラブルを起こす医療助手は、辞めてもらうことにした。スタッフ間の関係が上手く機能しないと、クリニック経営が円滑にいかず、診療以外の悩みの種を抱えることになる。面接は業者に協力いただいて選考したが、やはり実際に勤務状況を見ないとその職員の人間性等の問題点は見抜けない。これから開業する方は、注意してください。

 お電話でのお問い合わせ・ご相談は045-313-2221

医院開業支援
開業をご希望の方へ
開業事例
医師
歯科医師