1. トップページ
  2. 開業事例
  3. 医師
  4. コンサルタントとの開業後の顧問契約は熟考を

開業事例

医師

コンサルタントとの開業後の顧問契約は熟考を

開業日:平成17年10月
開業年齢:46歳
標榜科目:循環器科
開業形態:クリニックモール

  開業に当たり、最初は自分で物件を探していましたが、病院勤務と平行で行っていたのでかなり無理がありました。そこで大手建設業者やインターネットで開業相談先を探していたところ、不動産屋からコンサルタント会社を紹介され依頼することにしました。コンサル料は250万円でしたが、開業までは非常によく対応してくれたと今でも思っています。
開業場所もコンサルの紹介でしたが、郊外の住宅地でクリニックモールの一画を紹介されました。偶然ですが、建物のオーナーが自分の患者さんだったこともあり、安心して契約することを決めました。
開業まではコンサルから医療機器業者、設計・施行業者を紹介されましたが、特に仲介料を取っている状況はなく非常に良心的だったと思います。スタッフの採用まで面倒見ていただき対応は確かなものでした。
開業後、コンサルから「経営のノウハウを持っている」ということを話され、開業までお世話になった経緯もあるので顧問契約を締結し、毎月10万円の顧問料を払うことになり、また、コンサルから紹介された税理士とも顧問契約を結んだため、開業当初から重い負担となりました。しかし、契約段階では、開業後、患者数や診療収入を分析しアドバイスをいただけるということだったのですが、実際は、何曜日に患者多い、何曜日は少ないなど素人でも平易にわかる内容でした。1年経過しても、何も役立つ助言はありませんでした。当初設定した「診療計画書」と開きがあったので、その説明を求めたところ、コンサルタントが語気を荒げ「先生の診療がまずいから」と言われました。コンサルから紹介されていた税理士からも「先生の努力が足りない」などと言われ、「“手のひらを返したように”とはこのことか」と思い解約しました。

コンサルタントは選定に誤ると、開業後はあてにならないケースがあります。私は実際、1年間の顧問料をドブに捨てたようなものでした。これからコンサル会社を利用する方は注意したほうがいいと思います。

 お電話でのお問い合わせ・ご相談は045-313-2221

医院開業支援
開業をご希望の方へ
開業事例
医師
歯科医師