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歯科医師

新規開業のホームページ宣伝は必須 業者との契約は慎重に

開業日:平成20年6月
開業年齢:36歳
標榜科目:歯科
開業形態:居抜きテナント

 この居抜き物件はコンサルタントからの紹介です。前の先生が諸事情で閉院することになり、もともとそこをお世話していた方に紹介を受けました。開業場所を選定するにあたってはは、一つの業者ではなく複数の業者に情報を得られるようアンテナを聞かせておいた方がいいと思います。
 はじめから居抜き物件で開業することを決めていました。やはり借入金が新規開業より少なくて済むことが最大のメリットです。ネットなどで情報収集して、歯科医師の平均年収は700万円と出ており、30代の歯科勤務医の給料で数千万円の貯金は無理、今では居抜き物件でよかったと思います。コンサルタント料は100万円ですが事業計画書から銀行融資、新規開設の届け出関係は完璧に遂行でき問題は生じていません。
 開業後、防火業者の件でトラブルがありました。後から知らされて納得できないのですが、非常階段が無い建築物は消防法の適用が厳しく、地元消防署に何度も足を運ぶことになりました。テナントの防火責任者が変わると、消防署から防火対応する専門業者を紹介され、消防管理業務を3年間契約することと言われました。業務内容は消防署へ書類の提出と定期検査くらいですが、3年間で18万円の契約料を迫られました。床面積で価格を決めている業者もあることも聞いていたのですが、1階に入っているコンビニエンスストア(クリニックの倍の面積)と同じ契約料はおかしいと伝えたら、実はビルのオーナー指定の防火業者だったのです。入居前に説明は一切ありませんでした。
 ホームページ業者にも注意したほうがいいです。開業に伴って、コンサルから紹介されたホームページ会社はよくなかった。ネットから診療予約もできる機能を導入しましたが、使う機種により対応出来ないこともあります。80万円払いましたがうまく利用されない。ホームページの更新にも「ここからは別料金」とされ、内覧会の後も更新を相談したのですがこれ以上出来ないと言われました。サーバー使用の契約期間が終われば業者を変えるつもりです。新規開業にとって、ホームページでの宣伝は必須です。慎重に業者を選び契約書をしっかり確認することが大切です。
 開業に際しては、自分に取ってプラスの人とマイナスの人がいます。業者でも常に前向きに対応していただける方と、そうでない方がいます。しっかりと人選を行うことが重要です。

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