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開業事例

歯科医師

現実を踏まえ居抜き開業も視野に

開業日:平成17年11月
開業年齢:30歳
標榜科目:歯科
開業形態:テナント居抜き

 開業を意識して物件を探していましたが、開業している先輩から現在の開業場所での継承について紹介があり、物件や周囲の状況を把握することから始め、前医療機関のレセプト枚数などから、居抜きで開業することを決めました。
直近で新規開業した友人からは、開業当初はかなり資金的に苦しい状況だと聞いていいましたし、当然開業後2カ月は保険収入がないわけですから、新規テナントで一から患者を得るにはそれなりの資金確保が大きなハードルになると思いました。自分の理想を追求し一から新規テナントで開業するか、それとも昨今の歯科医院の経営実態を考え、資金的な面から居抜き開業をするかと考え、私自身自己資金も少なかったということもあり居抜き開業を決意したのです。
医院の引渡し時期は、届出などの関係で2週間閉院しましたが、開業後は以前の患者さんも抵抗なく来院していただいています。
 自己資金1000万円、医療金融公庫から1500万円、銀行からは2000万円を借り入れ準備しました。事業計画書などは歯科材料業者と協力し作成し、特に問題はありませんでした。 私の場合、居抜き開業で改装や機器の買い換えは行わなかったので、資金的に余裕をもってオープンすることができました。居抜きで直ぐに開業するならば、2カ月ぐらいの運転資金の準備で済みますが、全くの新規開業では最低6カ月以上の運転資金の確保は考えておかないと心配だと思います。
 開業して悩ましいのはスタッフの出入りが多いことです。診療しながら、スタッフ雇用の問題は正直ストレスが溜まります。スタッフが退職すると、費用をかけて募集広告をすなどの実務も生じます。雇用の問題は少なからず直面する問題だと覚悟すべきです。

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